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三夜沢の赤城神社にアート作品が奉納されました

赤城山南麓 随一のパワースポットとも言える三夜沢町の赤城神社。
参拝者からは足を踏み入れるとふっと空気が一変するという声をよく聞く、木々に囲まれた境内に差し込む光が印象的な荘厳な神社。

11月10日、この三夜沢の赤城神社に、中之条ビエンナーレ2023で話題になったアート作品が奉納された。
2022年に同神社で行われた『赤城 SUN do』という催事の仕掛け人でもある渡邉辰吾氏による作品「鏡界の鳥居」。
差し込む光の入り方や通り抜ける風などによって表情を変える鏡で作られた鳥居は、鎮守の森と融合し、私たちに語りかける。

鳥居は拝殿に向かって右奥の森に設置された。その延長線上には、かつて赤城山のご神体と考えられていた櫃石といわれる巨石がある。古墳時代後期の土器や勾玉などが出土した赤城山の祈りのはじまりともいうべき場所への新たな鳥居のようにも感じる。

実はこの作品、中之条ビエンナーレ2023で赤岩神社を会場に公開された際には、赤のネオンで光を放っていた。作品の生みの親である渡邉氏と赤城神社の眞隅田吉行宮司と話していく中で、三夜沢の赤城神社に合わせ、コンセプトを変更。光る機能を極力抑え、鏡は赤城神社の今そこにある空間を映し出す。

渡邉氏は「今回は赤城神社の自然の素晴らしさを活かし生態系への配慮も考えた展示となっておりますので、今回の展示がご覧頂く方々にとって新たな気づきに繋がればと思っております」と話してくれた。
今後 年に1・2回、通電して白く発光させることも検討しているそうなので、こちらも期待したい。

ぜひご自身で赴いていただき、赤城神社の生態系とアートの融合した空間に身を置き、すでにそこに存在している素晴らしい価値を感じてほしい。




観光情報誌『AKAGIFT』Vol.13では、三夜沢町の赤城神社を特集しているので、あわせてご覧ください。
観光情報誌『AKAGIFT』ページはこちらから


赤城神社(三夜沢町)
群馬県前橋市三夜沢町114
027-283-1268

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