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赤城山のハイキング 春~秋のオススメ 覚満淵・小沼

百名山赤城山ハイキング登山マップ←こちらをご覧いただくと位置関係が分かりやすいです。

◇覚満淵(かくまんぶち)
かつて大沼の一部であった小池で、北側は高層湿原になっています。湿原内でニッコウキスゲ、モウセンゴケをはじめとする湿原特有の様々な植物、低木林である周囲のススキなどへと続く植生のグラデーション、高木のズミやマユミが楽しめます。水3月の水芭蕉の咲く頃、5月の新緑、6月のレンゲツツジ、10月中旬の草紅葉の黄色い紅葉が人気です。
覚満淵入り口向いには県立赤城公園ビジターセンターがあり、駐車場とトイレが利用可能。木道が整備されており、1周約40分ほど。高低差がほとんどないので、家族そろっての自然観察にも最適です。
県道70号線をビジターセンターからさらに進んだ鳥居峠は、覚満淵とその向こうに大沼を見渡せる絶景ビューポイントとなっており、覚満淵から山道を登り、立ち寄ることもできます。
※覚満淵の名前は、平安時代、この地で比叡山延暦寺の高僧・覚満が法会を行ったという、南北朝時代に編まれた「神道集」の記載に由来しています。

◇小沼(この・こぬま)
長七郎山の火山活動でできた火口湖で、大沼の南東、標高1470mの位置にあります。周囲は1キロほどで、一周30~40分程度の小路があります。
レジャーの中心としてにぎわう大沼や、湿原として保護整備が行われている覚満淵とちがい、手付かずの自然が残る静謐なたたずまいが魅力で、ダケカンバの林やシロヤシオや、トウゴクミツバツツジ、ドウダンツツジjなどの群生、コバギボウシやオニアザミといった亜高山帯の多様な植物を見ることができます。大変貴重な自然の姿を守るため、林道の外側の植生を踏み荒らすようなことは避けましょう。

湖面に美しく映り込む長七郎山へは1.1kmの道のりを、約1時間で山頂まで行くことができます。エメラルドグリーンの小沼とマリンブルーの大沼が連なる眺めは一見の価値ありです。小沼の南端を源流とする粕川は、銚子の伽藍や不動大滝へと続きます。

 

 

 

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